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Pixel7 × IIJmio─通話OKなのにデータ通信NG → APNチェック外れが原因だった件

Pixel7とsim APN
目次

症状

・2日前から突然、モバイルデータ通信が使えなくなった。
・電話の発着信は問題なし。
・Wi-Fi接続では通信できる。
→ 「SIMは認識されているのにデータだけ死んでる」状態。


切り分け手順と判断ポイント

  1. 通話確認
     → 通話ができる=SIMの接触不良や物理破損ではない。
     → 音声回線が生きているので、通信経路の上位層(設定側)を疑う。
  2. APN設定確認
     設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → アクセスポイント名(APN)
     → 「IIJmio」項目が存在するが、チェックが外れていた。
  3. チェックをONに変更 → 即座に通信復旧。

原因と考えられる背景

  • Pixelのシステムアップデートやセキュリティパッチ適用時に
     APN設定リストがリロードされ、選択状態がリセットされることがある。
  • デュアルSIM(物理SIM+eSIM)使用時や機内モード切替時に
     どちらのAPNを有効にするかの優先設定が外れることもある。

対策と再発防止

  • 正しいAPNを選んだ状態で再起動して保存を確定。
  • 不要なAPNは削除して誤認識を防ぐ。
  • デュアルSIM使用時は「データ通信SIM」を明示的に固定。
  • 次回のシステム更新後は、念のためAPN設定を確認。

まとめ

「通話できる=SIMの物理接続は正常」という観察が初動の決め手。
ハードを疑う前に、まず設定・ソフト層を確認するのが鉄則。
無線の世界でも“切り分け”は冷静さが命。

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この記事を書いた人

1995年から25年以上、企業のWebサイト運営を支援してきました。
現在は「無茶楽(MUCHARaku)」を通じて、AIや最新のツールを活用し、より効率的で楽しいサイト改善をお手伝いしています。

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