本記事は セキュリティ速報シリーズ第26回 です。
2026年2月のWindows 11定例更新プログラム「KB5077181」(OSビルド 26200.7840 / 26100.7840)適用後、一部環境で深刻な不具合が報告されています(2026年2月19日 19時時点)。
海外メディアおよびMicrosoftコミュニティで挙がっている主な症状は、次のとおりです。
インストールが完了せずロールバックされる、エラーコード 0x800F0991 / 0x800F0983 / 0x800F0922 などが表示される。
再起動後に起動不能となり、再起動ループ(ブートループ)に陥るケースがある。
Wi‑Fi/有線LANは「接続済み」と表示されるが、DHCPエラーによりインターネットに接続できない。
Bluetoothデバイスが認識されず、「Bluetoothが存在しない」状態になったとの報告。
スリープ復帰後のブラックスクリーン、外部ディスプレイのHDMI信号を認識しない、NVIDIA GPU使用時のフリーズなどグラフィック関連の問題。
一方で、マイクロソフトのKB5077181サポートページ(日本語版を含む)では「既知の問題は現在確認されていない」と記載されており、2026年2月19日現在、この不具合を公式に「既知の問題」として明示した情報は確認できません。※今後、サポート文書や「Windows 11 既知の問題」ページが更新される可能性があります。
Bitからの暫定推奨(管理者向け)
まだKB5077181を適用していないWindows 11端末では、当面は自動更新を一時停止し、マイクロソフトのサポート情報と追加の不具合情報を確認してから展開することを推奨します。
すでにKB5077181を適用済みで、上記の症状が出ている端末では、Windows回復環境(WinRE)からKB5077181をアンインストールすることで復旧したとの報告があります。
KB5077181にはセキュリティ修正も含まれるため、恒久的な適用回避は推奨できませんが、検証環境でのテストとバックアップを前提に、段階的な展開を行ってください。
※本記事は、当社が2026年2月に社内およびクライアント様へご案内したメール内容を基に、Web読者の皆さまにも有益な情報となるよう加筆・編集のうえ公開しています。
出典・参考
いずれも2026年2月16〜19日確認):Windows Central, PCWorld, Windows Latest, Microsoft サポート/Q&A, にちぷけ(不具合情報)ほか。