XServer VPSでUbuntuを使っている場合、定期的なパッケージの更新とLinuxカーネルの更新は、サーバーのセキュリティを維持するうえで欠かせない作業です。この記事では、SSHでの接続からアップデート完了後の確認まで、実際の手順を解説します。
前提条件
- XServer VPSでUbuntu 22.04を使用している
- SSHでサーバーに接続できる環境がある
手順
1. SSHでサーバーに接続する
Windowsの場合はコマンドプロンプト、Macの場合はターミナルを開いて以下を実行します。
SSH鍵認証を使っている場合:
ssh -i C:\Users\ユーザー名\your-key.pem root@(IPアドレス)
パスワード認証の場合:
ssh root@(IPアドレス)
2. パッケージリストを更新する
まずサーバーが把握しているパッケージ情報を最新にします。
apt update
3. パッケージをアップグレードする
apt upgrade -y
実行中に以下のようなダイアログが表示されることがあります。
「Pending kernel upgrade」 新しいカーネルが利用可能になったという通知です。「了解」を選択して進めてください。
「Daemons using outdated libraries」 古いライブラリを使っているサービスの再起動リストです。そのまま「了解」でOKです。キーボードのTabキーで「了解」にフォーカスを移してからEnterを押すと選択できます。
4. 再起動する
カーネルの更新は再起動しないと反映されません。
reboot
1〜2分後にSSHで再接続してください。
5. 更新が完了したか確認する
カーネルバージョンを確認:
uname -r
残りのアップデートがないか確認:
apt list --upgradable
何も表示されなければ完了です。
Dockerアプリを動かしている場合
DifyなどDockerで動くアプリを運用している場合、再起動後にコンテナが自動復旧しているか確認しましょう。
docker ps
STATUSが Up になっていれば問題ありません。
どのくらいの頻度でアップデートすればいい?
セキュリティ的には月1回程度を目安にアップデートするのが理想です。XServerからセキュリティアラートのメールが届いた場合は、その都度対応してください。
自動アップデートの設定(unattended-upgrades)を有効にする方法もありますが、カーネル更新は再起動が必要なため、本番環境では手動管理が安心です。
まとめ
XServer VPSのUbuntuでLinuxカーネルを更新する手順は以下の通りです。
- SSHで接続
apt update && apt upgrade -yを実行- ダイアログが出たら「了解」で進む
rebootで再起動uname -rでカーネルバージョンを確認
定期的なアップデートを習慣にして、安全なサーバー運用を続けましょう。
