GPT-5.6 Luna 80%値下げ ─ Claude・Gemini同等ティアとの価格比較表【2026年7月版】

テック動向

OpenAIが7月30日に発表したGPT-5.6 TerraとLunaの値下げを受けて、主要3社のAPI価格を同等ティアごとに並べた。金額はいずれも標準ティア、100万トークンあたりのUSD建て、2026年7月31日時点。

フラッグシップ層

モデル入力出力
GPT-5.6 Sol$5.00$30.00
Claude Opus 5$5.00$25.00
Gemini 3.1 Pro$2.00$12.00
(参考)Claude Fable 5$10.00$50.00

バランス層

モデル入力出力
GPT-5.6 Terra(今回値下げ)$2.00$12.00
Claude Sonnet 5$2.00$10.00
Gemini 3.6 Flash$1.50$7.50

大量処理層

モデル入力出力
GPT-5.6 Luna(今回値下げ)$0.20$1.20
Claude Haiku 4.5$1.00$5.00
Gemini 3.5 Flash-Lite$0.30$2.50
Gemini 2.5 Flash-Lite$0.10$0.40

表から読み取れる3つのポイント

  • Lunaが大量処理層の底値を塗り替えた。出力$1.20はGemini 3.5 Flash-Liteの$2.50を下回り、Claude Haiku 4.5の$5.00と比べれば約4分の1。入力単価だけならGemini 2.5 Flash-Liteの$0.10が下回るが、こちらは2026年10月16日に提供終了が予告されている。
  • Terraの$2/$12は、Geminiのフラッグシップと同額。中位モデルが他社の最上位ティアと同じ価格帯に並んだ格好で、ティア間の価格差が競争の主戦場になりつつあることを示している。
  • Solの出力$30は3社の中で最も高い。入力はClaude Opus 5と同じ$5だが、出力は$25対$30でClaudeが下回る。

表を読むときの注意点

  • Claude Sonnet 5の$2/$10は2026年8月31日までの導入価格で、9月1日から$3/$15に戻る。
  • Gemini Proは1プロンプトが20万トークンを超えると$4/$18に上がる。長文処理では額面通りにならない。
  • 思考(reasoning)トークンは出力として課金されるため、実際の請求額は表の単価から素朴に計算した額を上回る。
  • 3社ともバッチ処理は50%引き、キャッシュヒット時の入力は概ね標準単価の10%。
  • トークナイザーが各社で異なるため、同じ日本語の文章でもトークン数は一致しない。単価の比較がそのままコストの比較にはならない点に注意。

ティアの対応付けは本記事による分類。価格は各社の公式価格ページに基づく2026年7月31日時点のもので、変更される場合がある。


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この記事を書いた人

30年以上、中小企業のWeb活用を支援してきました。

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