MVPとは?最初から完璧を目指さない開発の考え方

MVPとははじめから完成を目指さずにお客様の声を聞きながら開発を進める

新しいサービスやシステムを作るとき、多くの人は「まずは完璧なものを作ろう」と考えるかもしれません。

しかし、ITの世界では少し違う考え方があります。

それが「MVP(エムブイピー)」です。

MVPは「Minimum Viable Product」の略で、日本語では「必要最小限の機能を持った試作品」といった意味になります。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、考え方はとてもシンプルです。

最初から100点を目指さない

例えば、新しいラーメン屋さんを始めるとします。

最初から大きなお店を借りて、多くの種類のメニューを用意し、高価な設備をそろえたとします。

ところが、お客様の好みに合わなければ、大きな時間とお金をかけたにもかかわらず失敗してしまうかもしれません。

そこでまずは、小さなお店で一番自信のあるラーメンを一杯だけ販売してみます。

お客様から「おいしい」「もう少し麺を固めにしてほしい」といった声を聞きながら改善していけば、失敗するリスクを減らせます。

この「まずは最小限で始める」という考え方がMVPです。

ホームページ制作でも同じです

私たちの仕事でも、よく似た場面があります。

ホームページを作るとき、最初から何十ページも完成させることはあまりありません。

まずはトップページを作って、

「この方向性で大丈夫でしょうか?」

と確認します。

そこでイメージが合っていれば、次のページへ進みます。

もし違っていれば、その段階で修正できます。

早い段階で確認することで、お客様も安心でき、私たちも無駄な作業を減らすことができます。

Bitでもこの考え方を大切にしています

現在、有限会社Bitでは「報連相革命」や「ミーティングトレース」などの新しいサービスを開発しています。

私たちは、最初からすべての機能を作ることはしていません。

まずは、本当に必要な機能だけを持った試作品を作ります。

そして実際に使っていただき、

「ここは便利」
「ここはもっとこうしてほしい」

というご意見をいただきながら、少しずつ育てています。

その方が、本当に現場で役立つサービスになると考えているからです。

まずは小さく始める

「試作品」と聞くと、未完成だから価値が低いように感じるかもしれません。

しかし、私たちはそうは考えていません。

まずは小さく始めて、お客様の声を聞きながら改善を重ねる。

その積み重ねが、本当に使いやすいサービスにつながると考えています。

次回は、このMVPをどのように育てていくのか、その考え方である「アジャイル開発」について、できるだけ分かりやすくご紹介します。

次回の話はこちらです。

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この記事を書いた人

1995年から30年以上、企業のWebサイト運営を支援してきました。
現在は「無茶楽(MUCHARaku)」を通じて、AIや最新のツールを活用し、より効率的で楽しいサイト改善をお手伝いしています。